東鉄工業の屋上・壁面緑化とは
急速に進む地球温暖化を受けて、環境への取組みが重要視されています。屋上緑化や壁面緑化は、蓄熱・放熱を和らげることによりヒートアイランド現象を抑制させるための手段です。屋上や壁の表面温度の低下のみならず、断熱効果による直下室内のエアコンの使用量の低減、光合成による二酸化炭素の軽減など、あらゆる面から地球温暖化対策への貢献が期待されています。
屋上緑化は環境面で多くのメリットがあります。
屋上緑化にはマンション・ビル施設の延命効果やヒートアイランド現象の緩和、建物内部においても省エネ効果を期待できます。お客様の屋上の用途やご希望ご予算に応じて最適のプランをご提案いたします。
1.建物内部の省エネ効果
建物を屋上緑化することにより、夏季の温度上昇の軽減による冷房の省エネ効果、冬季の保温による暖房の省エネ効果により冷暖房時の消費電力軽減が期待できます。
2.ヒートアイランド現象の緩和
コンクリートは太陽からの熱を蓄え(蓄熱)、長い時間をかけて放熱する性質を持っています。日中の照り返しのみならず、日中に蓄えた熱を夜間に放熱し、ヒートアイランド現象の要因となっています。屋上緑化はその熱を吸収し(吸熱)、ヒートアイランド現象を抑制する効果が期待されています。各メーカーの実験により『簡易的な緑地を設けるだけで真夏時のコンクリートの表面温度を20℃下げた』という結果もあります。
3.周辺大気の浄化
空気中の二酸化炭素は地球を取り囲むオゾン層の破壊の原因となっています。オゾン層の破壊は地球に紫外線をストレートに到着させ、地球温暖化を促進します。屋上緑化は、植物が水と光を得ることにより二酸化炭素を吸収して酸素を放出(植物の光合成)するため、空気をきれいにし、オゾン層破壊の抑制に貢献すると言われています。
4.マンション・ビル施設の延命効果
紫外線による温度差が原因でコンクリート、防水層、塗布材が経年劣化していきます。緑地を設けることにより紫外線を遮断し、温度変化に伴う建築物の膨張を抑えるため、劣化を軽減し、永く住み続けられる建物が実現できることになります。
5.居住者のストレス解消・癒し効果
植物に触れたり観たりすることにより、五感が刺激され「視覚疲労の回復」や「園芸療法」の効果も期待できます。また、マンションの屋上緑化を住民に開放することによりオープンスペースの役割を果たし、閉ざされがちだった住民同士のコミュニティを形成し、生活の質の向上に役立ちます。また、ビジネス街でも仕事の効率アップのための、リラックススペースとしての活用もお勧めします。
緑化助成金制度
一部の自治体では、地球温暖化とヒートアイランド対策の一環として、建物の屋上を緑化する費用を助成しています。
※自治体により条件・制限額等が異なりますので、各自治体にお問い合わせください。
屋上緑化
既存のマンション・ビル・施設には制限重量・排水設備の容量などの制約がある場合があります。屋上緑化に適しているのはコケ類・セダム類・芝類・その他の地覆類です。
特徴
施工例
壁面緑化
壁面緑化は植物に優しく、誰にでも簡単に植栽・植替えができる身近な緑化工法です。壁面からの放熱抑制効果が大きいことが実証されているため、地球温暖化、ヒートアイランド現象による環境問題に抑制効果が期待できる緑化事業をご提案いたします。