線路事業 技術紹介新幹線レール交換システム(REXS)によるレール交換作業

新幹線レール交換システム(REXS(Rail EXchange System))は、東北新幹線のレールの交換周期 (累積列車重量による)に到達するまでに、大宮~郡山間において約190kmのレール交換を、2017年度から2026年度までの10年間で効率的に完了させることを目的として導入いたしました。

特徴

新幹線レール交換システム(REXS)は、レール交換の主な作業である「運搬」、「積みおろし」、「溶接」、「交換」を一つのシステムで効率的に施工することのできる世界で初めての保守用車です。

従来の作業との比較

大幅な効率化を実現

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作業項目 従来作業 REXS 比較
運搬 75m×最大10本=750m 150m×最大20本=3,000m 従来の約4倍の輸送力
溶接 ガス圧接溶接(人力)※1
1口あたり約40分
フラッシュバット溶接 ※2
1口あたり約6分
従来の約1/7の時間
交換 レールの長さに応じて作業員を配置 レールの長さに関わらず一定の作業員で交換 従来の約50%減
(750m交換する場合)

※1ガス圧接溶接(人力)=レールに圧縮圧力を加えて突き合せ部を加熱して接合する方法
※2フラッシュバット溶接=レールに電流を流して溶融した時点で加圧し接合する方法

標準施工サイクル

  • 1日目:新幹線多機能運搬車によるレール仮置き台運搬
    1日目:新幹線多機能運搬車によるレール仮置き台運搬
  • 2日目:REXSによるレール運搬
    2日目:REXSによるレール運搬
  • 3日目:フラッシュバット溶接車によるレール溶接
    3日目:フラッシュバット溶接車によるレール溶接
  • 4日目:機材運搬準備
    4日目:機材運搬準備
  • 5日目:レール交換機によるレール交換
    5日目:レール交換機によるレール交換
  • 6日目:REXSによる交換したレール積込
    6日目:REXSによる交換したレール積込

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