品質・技術へのこだわり

当社の最大の強みである、鉄道を軸とした施工技術の維持・向上、技術開発の強化に取組み、夜間・狭隘部・鉄道近接といった厳しい施工条件のなか、高品質・高効率の技術の提供によりお客さまの信頼の確保に努めております。

REXS (Rail Exchange System)

1982年に開業した東北新幹線は、老朽化に伴いレールの一斉交換の時期を迎えています。この大規模レール更新に伴い、当社は、世界で初めて、REXS「新幹線レール交換システム」を導入しました。REXSは、レールの運搬・積み下ろし・溶接・交換の一連のレール交換作業を安全で効率的に施工することができます。
レール交換作業は、営業線のレールを交換するため、終電から初電までという限られた時間の中で、効率よく作業を完了させる必要があります。

REXS全景イラスト
  • REXS写真1
  • REXS写真2

ホームドア

駅のホームでのお客さまの安全を確保するため、ホームドアの設置が急ピッチで進められており、当社はJR東日本の駅を中心にホームドアの設置工事を施工しております。最近では、新国立競技場の最寄駅となる信濃町駅・千駄ヶ谷駅の工事や、従来より工期の短縮が可能な、スマートホームドアの設置工事にも取り組んでおります。
この工事には、プラットホーム内というさまざまな構造物が介在する狭隘部の中で、お客さまの安全やホーム設備に最大限の配慮を行いながら施工する技術が詰まっています。

・当社受注駅
(2021年9月末現在)

ホームドア施工当社受注駅

駅橋上化・バリアフリー化

地域の玄関口として重要な役割を担う駅の橋上化工事は、駅を利用するお客さまや周辺住民の皆さまの安全性および利便性の一層の向上を図るために大きな役割を担っております。
駅を橋上化することで、円滑な移動の確保やバリアフリー化の促進、鉄道で分断された市街地の一体化が期待されます。
駅の機能を維持しながら、線路の直上に建物を建てる作業になるため、お客さまの安全確保や列車の運行に支障をきたすことがないよう十分な配慮が必要となります。

  • 新大久保駅
  • 山梨市駅